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2007年06月のアーカイブ


一個人に分とく山(南麻布)の野崎洋光さんのお薦めとして
会津地鶏が紹介されました。(80P~)
野崎さんはシンプルな調理法を心がけ、美味しさは飽きのこないもの、と
一個人で伝えています。
会津地鶏は噛むほどに味わい深くなる、と評価。
お客様からもさっぱりしていながらも味わい深いと評判だそうです。
今回のこの地鶏の取材先は会津地鶏みしまや!
生産者の五十嵐さんも写真つきで掲載されています。
会津地鶏みしまやの社長が本文でコメントしています。
一個人で取り上げられただけでなく、野崎さんのお墨付きということで
首都圏ではさらに注目の地鶏になりそうです。

6つのかまどにおばんざいが並ぶ真っ赤なカウンター。
一度見たら忘れない「かまどレストラン」が楽山のお食事処です。
素材にこだわり、支配人自ら農家の人と一緒になって畑作りをしています。
毎日畑に行き、今日の旬の食材の手配をするのも楽山の普通のこと。
さすが、某雑誌のいい宿ランキングに選ばれたことがある宿です。




このスタイルにこだわるのは、福島の素材を美味しく,温かく食べてほしいから。
自分の食べてみたい料理を好きなだけ取れるブッフェスタイルです。
全てがブッフェでないのが楽山のいいところ。
本日の美味しいものです、とばかりに席に着くとたくさんのお皿が運ばれてきます。
相馬で今朝水揚げされたばかりの新鮮な水タコとヒラメの刺身。
エゴマ豚の美味しさが一番にわかるしゃぶしゃぶ。
オカヒジキの天ぷら。などなどなど・・・
どれもこれも地元の素材。
目の前に並んだメニューだけでもいっぱいなのに、
人間心理か好きなだけとれるかまどコーナーにも行ってしまいます(笑)
本日のお夕食は・・
会津地鶏を団子にした旨味たっぷりの「つくね煮」
会津の郷土料理「ニシンの山椒漬け」
福島で生産が増えている「ヤーコンの金平」
楽山農場のじゃがいもで素朴さたっぷりの「みそかんぷら」
相馬で水揚げされた骨まで柔らかい「メヒカリの南蛮漬け」
楽山農場で育った元気野菜の「サラダ」
ふくしまエゴマ豚の「饅頭」
郷土の味「淡竹と身欠ニシンの煮物」
炊きたておこげご飯
この生産者のイチゴは驚くほど甘い「あまえんぼうの寒天寄せ」
などなど
全部たべたい^^
旬のもので毎日でもメニューがわかるので
今日のメニューは今日だけのメニュー。






楽山のもうひとつの人気が「かくれんぼう鍋」と名づけられた名物の石焼釜。
高温に熱せられた石が運ばれてきて、
テーブルの脇にある釜にゆっくり投入
ブクブク!!っとすごい沸騰ぶり!
しばらくすると落ち着いて
その頃が食べごろです
お野菜はシャキシャキ
ひそかに潜んでいた会津地鶏の手羽も柔らかくて美味しい!
よそっていただたので余計に美味しいですね~
朝食も福島の旬があるということで
今度は朝食にチャレンジです。

2007年6月25日(月曜)
会津柳津町にある花ホテル滝のや主催の講演会に初めて参加いたしました。
自分たちにできることはなにか?の模索・発見のため
今まで月2~4回続けてきたいろいろな人を呼んでの講演会。
今回で93回目を迎えたそうです。すごい!
今回の内容は
平成19年6月25日(月) PM 7:00 ~ 9:00
会津柳津温泉/花ホテル滝のや 2階和室
タイトル:「門前町のまちづくり」- 戦略的アプローチの実践 -
講 師: 大川 信行 氏 (東日本国際大学 経済学部教授)
ohkawa@tonichi-kokusai-u.ac.jp
参加内容(参加募集メールから)
■第93回花ホテル講演会■
先日先生の講演会を拝聴して、まずはじめに先生は"まちづくり"が
うまくいかない理由を次のようにお話しされました。
・地域が恵まれすぎている!
・人、物、情報の交流が少ない!
・いいコンセプトが浮かばない!
・地域特性に気がついていない!
・モノマネではいけない!
・リーダーが不在、いても疲れている!
・官主導から民間主導へ移行すべき!
・モデル事業で示すこと!
特に先生の「観光地マーケティング」「観光をめぐる動向と今後の方
向」「観光の最新コンセプト」に深く感銘いたしました。個人的にはス
ローライフ型観光や地域コンサージュ(案内人)、地域ブランド、地域ホ
スピタリティー観光、インターネットを中心とした誘客戦略など、とて
も刺激をいただきました。今回は、さらに私たち地域に住むものにとり、
大切なことは何か、これからできることは何かをお話しいただきます。
上記 ■花ホテル滝のゆ 社長からのお誘いメールです
経済学からみた観光の今を中心にお話いただきました。
首都圏のインターネット利用率の高さと地方との差があり、
さらに、使う人と使わない人の差が開いてきていること。
個人の旅行形態がかわり、自分スタイルの旅を探す。
そのためにインターネット活用ははずせないこと。
ポイントは「インターネットを上手に使った情報発信は絶対に必要」だということ。
上記した
「地域が恵まれすぎている」「意識レベルが低い」「いいコンセプトがでてこない」
「アイディアが出尽くしている」「物まねが多い」「リーダーがいない」
「首長の支持基盤が弱い」「金はあっても使い道がない」
をわかりやすく説明いただきました。
観光の特性や他選択社会の話など、
観光に関わる人なら勉強になるお話でした。
お話も飽きさせない上手さで、とても勉強になりました。
日本一の大きさを誇る「高田梅」の梅酒つくりに参加しました。
呼びかけは会津美里町。
美里町は会津高田町と会津本郷町と新鶴村が合併してできた新しい町です。
その旧高田町といえば高田梅!
一個30gにもなる日本一大きな梅です。
地元の人はこの時期自家製梅酒作りを必ずするほど
「会津のあたりまえ」の梅酒作り。
でも、梅狩りからする人は農家さんだけ。
その収穫からできるというので喜んで参加です。

梅酒作りに参加したメンバーと梅酒つくりの先生たち。
スローライフ研究所の野口先生をはじめ、
素材広場からは湯のやど楽山の支配人とキノコハウスのキノコママが参加。
出来上がってからの満面の笑みの一枚です。



場所は美里町の「会津美里町農業体験学習館」。
朝茶をいただいたら、早速収穫です。
「ちゃんと働けよ~」とおじ様の声。
好きなのを選ぶのではなく、残っている梅全てを収穫するのです。
肩にかごをかけて、脚立も自分で運びながらの木々の移動。
まさに仕事!



高田梅は木になっているときにも目立つ大きさです。
枝からまっすぐ伸びる枝にもたくさんなります。
地元のおじさんはさすがに上手。
脚立で上って、木の中に入って枝に上りながら梅をもいでいる。
職人技だ~~!
「このくらい太さがあれば折れないよ」
そういわれて、ちょっと真似してみましたができませんでした。


収穫も終わりが近づくと慣れてきたこともあり
余裕ができます。
1時間ちょっとで敷地内になる梅をすべて獲り終わりました!

獲った梅の選定。
一番大きなLLサイズを梅酒作りに使います。
Lサイズ、Mサイズは梅漬けなんかに使うそうです。


水でよく洗って、タオルで水気を拭いて。
一個一個の「ヘタ」をとっていきます。
ヘタの周りの汚れも一緒にとるんです。

2リットルの瓶に
高田梅を8個
砂糖250gのところ
「今回は梅も多いから甘めに作りましょう」
と、先生の言葉で倍の500g。
リキュールは500ml。

完成!
これで半年ほど涼しい暗所におけば
美味しい高田梅の梅酒のできあがり!

こんな大きな梅が美味しい梅酒になるのを楽しみにしています

裏磐梯には約300もの湖・沼があります。
その中で、ジュンサイつくりをしている佐藤さんのところにいってきました。
昨年、支配人が絶賛したとてもいいジュンサイです。

ジュンサイ採りをするのは89歳になるおばあちゃんとおかあさん。
今日はお父さんがジュンサイの説明をしてくれました。

「今年はやっと採れるジュンサイになってきたんだよ。
今年のジュンサイだから食べてごらん」
と出されたジュンサイ。

ジュンサイは葉ではなく、まわりのプルンといた「ヌラ」が命。
こんなにプルプルしています。
「まだ採れはじめだからヌラが少し弱いの。
ジュンサイの葉っぱが沼一面になることが一番いいとき。
その頃のジュンサイはもっとヌラが多くてのど越しがいいんだよ」
おばあちゃんが教えてくれました。
ジュンサイは葉っぱの下にある「芽」の部分を採ります。
それが大きくなると葉っぱになるんですね。
ここではジュンサイを採ったら自分の家で処理をしています。
「採った日に大きな鍋でジュンサイを煮て、その後水につけるの。
次の日には水が真っ黒になるんだよ。
水を替えながら2,3日すると水がきれいになるんだよ。
そしたら出来上がり。
ジュンサイは茹でないとヌラがでないからね。
生ジュンサイを買ってもこのヌラはないんだよ。
あとは芽の大きさで一番いい小さいのと中くらいのと、葉っぱになってしまった大きいのに
別けて、それを一個一個瓶詰めにしておわり。
瓶に詰めるもの手作用だからね。
時間はかかるんだよ」
ジュンサイを採るから瓶詰めまで全ておばあちゃんとお母さんの仕事だそうです。
本当に手間暇がかかっている!
「うちのジュンサイの瓶を最後まで使うとわかるけど
水一滴はいっていないからね」
おばあちゃんが誇らしげに口を添えてくれました。
この手間で出来上がったジュンサイ。
一度食べたら他のジュンサイが食べられなくなりますよ。
6月22日
ヴィライナワシロにて交流会をいたしました。
福島県内の宿で地産地消に取組む宿と、
福島県内の生産者との情報交換の場です。
今回で8回目になりました。
素材広場がリニューアルして初めての交流会ということもあり
モバイルシステムの説明と素材の展示販売をしました。







西会津奥川のキノコハウスのキノコママは立派なキノコと
中性脂肪の撲滅をめざすシイタケ茶を持参。
須賀川のニコニコバラ園の伊丹さんは低農薬で育てた切りたての新鮮な薔薇の花束を。
会津活・活自然村の高橋さんは会津の伝統野菜の一つである香り枝豆を。
湯川の武田さんは大事に育てた紫黒米を。
二本松の美女来さんはいわきのエリンギを使った加工品などを持参です。
本日参加できなかった相馬漁協さんからはスズキ・ヒラメ・アナゴ・水タコが
展示用にと送っていただきました。
あと、今回ランチにも登場する西会津の車麩。
参加できませんでしたが、ヴィライナワシロの売店にあったものを借りて展示です。


お昼には福島県内の食材を知るために、
生産者が自分たちの作ったものがどのような料理になっているのか知るために
試食ランチです。
今回メニューを作っていただいた山際シェフからご説明。
私からは「西会津の車麩を使ってください」としてお願いしていませんので
素材選びから調理方法まで山際シェフの作品です。


お弁当に入った素材広場限定メニューの登場。
みなさん撮影タイムです(笑)









上右:旬の野菜の盛り合わせ
生産者がわかるカリフラワー・ブロッコリー・ミョウガ・スナックエンドウ・大根
玉ねぎ・コールラビの食感を活かした一皿
上中:トマトの王冠サラダ
トマトを薄くスライスしたものを周りに重ね、真ん中には会津で育った麓山高原豚のしゃぶしゃぶを。
しゃぶしゃぶの中に車麩をマリネにしたものが入っています。
見た目が冠のようなので「王冠サラダ」です
上左:飯館牛の車麩 西会津風
福島で一番ともいわれる飯館牛に西会津町の車麩を粉状にしてまぶしたもの焼く。
大根おろしと野菜のソースを添えて。
中右:会津地鶏の卵と
会津地鶏の卵と地鶏の挽肉と原木椎茸などを入れて焼き上げる。
中なか:会津地鶏と車麩の煮物
会津地鶏のガラでとったブイヨンで車麩と椎茸、人参、山芋など煮る。
中左:磐梯鱒と紫黒米田楽ロール
鱒を帯状に切り、紫黒米のアルデンテに仕上げたリゾット内側に塗り、味噌田楽も塗り
そのままロール状にして焼き上げる。
下左:ひとめぼれと紫黒米
猪苗代産のひとめぼれに湯川の紫黒米を少し混ぜて炊きました。
旨味のあるご飯です。
下中:デザートアイス
ルッコラアイス。
一品一品が丁寧な味です。
特に飯館牛と車麩の組み合わせが絶品!
最後に衝撃的なルッコラそのままの味がわかるアイスで会場をわかせました(笑)

参会者
ホテルグランデコ ホテルハマツ 湯のやど楽山 日中温泉ゆもとや
ヴィライナワシロ 東山グランドホテル 大阪屋旅館
武田さん 美女来 四季食産 会津中央乳業 渡辺宗太商店
にこにこバラ園 フルーツいしい キノコハウス ダイゴ農園
会津活・活自然村 (株)パイク
今日は、オフィスにこもって明後日の交流会の準備を
スタッフとしています。
今回は新導入のモバイルシステムの説明や
商品開発の勉強会の案内などもあり
いつもより準備品がいっぱい。
「お昼なんにしよう・・」
「なんか若大将が呼んでいる」
「わたしもそんな気がしていた!」
ということで、そそくさと若大将へ。
千石通りケンタッキーの一本裏道。
お昼はいつも駐車場がいっぱい。
20年以上前からある中華料理屋で、昔の食堂のイメージですね。
地元の人ばっかりです。

若大将といえば「ダージャン麺」。
辛さが選べる麺です。
いつもは5倍なのですが、今日はおとなしく3倍にしました。
具は、えび、ニラ、きくらげ、ニンジン、豚肉、キャベツなど。
塩ベースにエビのダシがきいた独特の味わいです。

麺は細めん。
会津ではめずらしいんですよ、この細さ。
辛味のスープがよく絡んでこれまた美味しいんです。
辛いのが苦手な方でも1倍とかなら美味しく食べられると思います。
辛いのが好きという方なら3~5倍が味とのバランスもよくて美味しく食べられると思います。
ちなみに最高30倍まで選べます。
経験上、10倍以上は耐えられません(笑)
20倍以上を15分以内で食べきると無料になりますので、
チャレンジしたい方は是非!

ネギ嫌いなのに、「ネギ抜き」というのを忘れていました。
他のお店では忘れないのに、ここでは忘れる確立が高いんですよね・・不思議。

お店の中には10倍以上にチャレンジした人たちのサインが飾られています。
黄色が10倍~19倍。
赤色が20倍以上。
一年くらいで入れ替えるそうですが、こんなにチェレンジャーがいるとは・・。
美味しく食べて午後の仕事もがんばります~。
◆若大将
会津若松市東千石1-3-8
11:30~15:00
17:30~22:00
月曜日定休日
ダージャン麺 630円

福島県の北部、太平洋に面した相馬市に漁港はあります。
ここがすごいのは、相馬漁港に水揚げされた魚しか扱っていないこと。
つまり、100%相馬漁港扱いの新鮮魚なのです。
大型船の動く時期と小型船だけの時期がありますが、
一年を通して漁獲されている福島の魚を扱うにははずせない漁港なのです。

お伺いした日に水揚げされた魚です。
イシガレイ、メヒカリ、サル海老。

イシガレイ
一匹でちゃんとみるのははじめてかも・・
さわると魚のぬめりがあるんですね~
「新鮮だから刺身にしても美味しいよ。
もちろん煮付けにしてもね」と漁港の方から。
イシガレイは漢字で「石鰈」と漢字で書くとおり、目のある表側に石のような骨板が並んでいます。
これが名の由来にですね。
ちょっと調べたら石がある表の皮目に臭みがあるようです。
活け締めを買い求め、できれば「石」と皮をいち早く引きとるのがコツなようです。

メヒカリも水揚げされます。
目が緑色に光るのが名前の由来ですね。
大きさは15cmほどになり、そのサイズで30gになります。
福島県沖のメヒカリはマルアオメエソで千葉県銚子沖から青森までの分布。
他の地区では高知県から宮崎県の相模湾からフィリピン沖にアオメエソとして分布しているようです。
小さいながらに白身の美味しいお魚で食べ方もいろいろ。
から揚げが一番食べられていますが、一夜干しにして焼いたり、天ぷらにしたり
新鮮なものは刺身にしても脂ののったうまさを感じられます。
相馬原釜漁港にはもっとたくさんの魚が水揚げされます。
今度は水揚げの様子を取材しなくては!

先日取材したキノコハウスのシイタケたちがメニューに登場するというので
9日(土曜)ヴィライナワシロにお伺いしてきました。
とどいたシイタケを見て山際シェフは
「このキノコだけで一品作れそうなくらい立派なキノコだよ」と。
しいたけたちを見てきたばかりなので自分の育てたキノコのように嬉しい!

本日の素材は
西会津奥川キノコハウスのシイタケ
田島町のアスパラ
都路村のベーコン
武田さんの紫黒米
蟹川ニンジン、会津の玉ねぎです。



早速調理開始。
ヴィラでは、素材そのままを仕入れるので、下ごしらえは当たり前。
シイタケの軸をとり、さいの目切りにする
アスパラの筋をはずし、斜めにカット。
蟹川ニンジンもさいの目切りに。

下準備完了。
特別なリピーターさん用のメニューということです。


大きくカットしたものは串にさしてオーブンで焼きます。
素材の味を活かした一品です。

先ほどのさいの目切りした方を炒めます。
ここで下茹でした紫黒米の登場。
一緒に炒めることでリゾット風に仕上げます。

手際よく炒めて味付けしたら、型に入れて整えます。

シイタケの軸を素揚げしたもの。
パリパリした感じが美味しそう!

炒めたリゾット風の野菜たちを敷いて
オーブンで焼いたシイタケ・アスパラ・ベーコンをのせます。
一番上にはシイタケの軸の素上げを彩りに。
バルサミコソースを添えて完成!
同じ素材でも炒めたものと焼いたものが味わえる一品になりました。

出来上がった料理をお客様へ。
料理の説明もかねて山際シェフ自ら運んでいきます。
お客様は千葉県在住の方。
25年前に初めてヴィラに泊まって、それ以来、多いときには年7,8回も来る
常連中の常連さんです。
山際シェフのもって来てくれた料理に興味深々です。

「これ茄子?」と聞かれたほど立派なシイタケに驚いていました。
「コリコリしていて美味しいだけじゃなく、茄子かと思ったほど大きいのね」
と奥様。

「野菜がホントに美味しいの。
うちで作っても、周りがパリッとして中が柔らかくできないのよね。」
「ベーコンもすごく美味しい!」
「この中ではシイタケが一番美味しいわね」
大変満足いただけたようです。

お酒を飲みながら食事を楽しまれているご主人。
「初めてイナワシロに来たのはスキーでした。
そのときはヴィラに泊まれなくて、いつかは泊まりたい宿だったんです。
上の子が小学一年の時に初めて泊まって、それから25年、毎年来てます。
居心地のよさと、食事がいつも美味しいから。
今回は久しぶりに夫婦二人で来たんですよ」
懐かしい話もできるのは旅先ならではの良さですね。
美味しい食事がさらに会話を楽しいものにしているようです。
キノコハウスのシイタケたちもきっと嬉しかったと思います。

先日選んだ会津木綿が
朝食の和食会場に登場したとのことで行ってみました。
本日は赤い木綿の出番。
大きな漆の器や木の桶に負けない存在感。
4m近くものテーブルに、一本の木綿があるだけで
テーブルがしまってみえるのは私だけでしょうか。
会津木綿は縦縞が特徴。
生地の強さも有名で、洗っても風合いが崩れません。

朝食の一品に会津中央乳業の「会津の雪」を発見!
朝から会津の雪が食べられるなんて贅沢ですね。
ちゃんと氷で冷やしてあるところに心遣いが感じられます。
ヨーグルト専用の蓋をあける道具もありました。
グランデコのお客様の多くが首都圏の方。
ここにきたことを素材でさりげなく感じてほしいという
おもてなしのひとつです。

そろそろ、ジュンサイの話もでてきたので
佐藤さんのところに行ってみました。
「今年は遅れてるんだわ~」
と電話で言われていたとおり
いつもなら6月中旬に一回目を採り始められるのに
今年は20日ごろになりそうだとか。
ジュンサイ採りするのはおばあちゃんの仕事。
そのおばあちゃんが
「ジュンサイの葉っぱがもう少し大きくなって
水面いっぱいにならないとダメなんだよ。
今すこーしついてきたのもあるけど
採るほど量もない」
といいます。

ジュンサイを見てみると、
確かについているのもあるんですけどね、ほんとに少し。
6月下旬までじっくり待ちましょう。

完全無農薬のしいたけ作りに取り組むキノコハウス。
西会津町の一番奥、奥川の地でしいたけたちを育てています。
自分の育てたしいたけをこよなく愛するキノコハウスのママ、通称「キノコママ」の
シイタケ栽培をみてきました。

キノコママにつれられてキノコのハウスに向かうところ。
ホントになにもない・・笑
よくキノコママが
「うちは突き当たりの家だから、家の前の道路なんて一日車3台くらいしか通らないのよ」
といって笑っていますが、
3台も通るの?くらいのんびりしてます。


ハウスの中。
今まで見たキノコの栽培ハウスのどこより明るくて驚き。
ビニールは特殊なUVカットのシート。
風通しもよくて、光がいっぱい。
音楽もきかせて育てています。
「キノコたちも気持ちよくすごしたいでしょ。」
無農薬にこだわり、最近では世界基準のJ-GAPを取得!
福島県のキノコでは初だとか。
山のものだから、とそのまま栽培せず、温度調整、水管理、雑菌をいれない工夫など
手間隙をかけています。
というのも、キノコは朝晩の温度差が15度ないと出ないそう。
さらに35度近くなると菌が死んでしまう。
冬はハウスの中の温度を上げることはしやすいそうですが
夏は温度をさげることが大変。
「だから、夏キノコを育てる人って少ないのよ」
キノコのことを「この子たち」というキノコママ。
自分の子供のように愛情たっぷりに育てています。

キノコハウスに戻ってお話中。
このキノコの中で一番いいのは?ときくと
収穫したばかりのキノコたちから選定中^^


左が夏キノコ。 右が冬キノコ。

選りすぐった美人どころたち(笑)
キノコの表面のふち近くにあるふわふわしたものは鱗皮(りんぴ)というそうで
それが、花火のように開いたものがいいキノコだそうです。

さらに、採りたては裏が乳白色ですごくきれい!

キノコが「ちびた」と呼ぶ
小さなキノコ。
「これがかわいいのよ~~」と見せてくれたのは
キノコが開く前の、くるんとしたところ。
初めてみました
羊の角みたいで、かわいい。

乾燥キノコも作っています。
残ったものを乾燥させるのではなく、乾燥させるために採りたてを使うそう。
「採ったばかりのものを乾燥させると、裏が黄金色に出来上がるの。
ほらきれいでしょ。
採って数日おいたものを乾燥させると茶ぽい色になるのよ。」
シイタケ一つとってもいろいろあるんですね~

ついでにキノコママ自慢の山の上の田んぼにいってきました。
飲める清水で育てているそうです。
周辺にはまだ残っていた蕨や山の恵みがいっぱい。
キノコママは散策にでてしまいました(笑)
キノコ大好き、山のものが大好きなキノコママです。
西会津の特産品でもある「車麩」。
今でもふくらし粉を使わず、3度焼きで自然に膨らませるという
技のお麩を作っているお店が丸十製麩本舗です。
体に優しい、というだけでなく、技術的にも職人技の必要な手作り焼き麩。
今、見直されている食材のひとつです。
今日は、そんな丸十さんにお伺いしたのですが、
ここではこんにゃくも作っているんです。
打ち合わせが終わって11時。
「そろそろこんにゃく作らなくちゃいけないから・・。
ちょっと見てみる?」
もちろんです!!^^

こんにゃく作りって見たことあります?
私は初めて!
材料は「こんにゃく球」をすりおろして粉にしたもの。
簡単に説明すると、その粉をねって石灰水のお湯で茹でて、あく抜きしたもの。
そういえば、こんにゃく玉ってみたことないかも・・
「こんにゃく玉は収穫できるのに3年かかるんだよ。
球根くらいから植えて、冬は凍らないように土からあげて、春にまた埋める。
これを3年繰り返して、ちょうどいい大きさになるのが3年目。
畑を3年使わなくてはいけないし、手間もかかるから作る人が少ないんだよね。
このこんにゃく玉は群馬の。昔はここら辺でも作っていたけど、今はいないからね。」
やっぱり農家さんあってのこんにゃくなのですね~
薪で焚いた大きな釜にはお湯が沸いています。
ここに石灰水を混ぜて茹でるんですね。

ねかしておいたこんにゃくの元を練り直し、器にうつし、お湯の上の道具に設置。
この釜も木の道具も年季物!
「今は工場で作っているから、こんな道具で作っているの、いまどきいないだろうね。笑」


こんにゃくが入った器を上から押す仕組みになっていて、
お湯にどんどん糸状態のこんにゃくがでてきます。
まさに「糸コン」!
それを棒で「裏返しにする」作業をしながら茹でて、完成。
「茹で始めはすごく柔らかいから、切れやすいんだよ」
始めは柔らかかった糸コンが茹でている間にぷりっとした弾力を持つのです。
すごい、不思議ですよね。
あとは、水で一晩アク抜きして出来上がり。
なんともシンプルながら、職人の感がないとできない作業に感動しました。
帰りにこんにゃくをいただきました。
「さしみで食べてもいいけど、日持ちしないから少しおくなら茹でて冷蔵庫ね」
はい。
大事に食べさせていただきます。
市販品のつるっとした食感に慣れてしまった人にはゴワゴワ感があるこんにゃくかもしれません。
でも、その分、余計なものが入っていない。
昔ながらのこんにゃくですから。
冬からつめていた会津木綿の企画がひとつ形になったので、
会津木綿の山田織元へお伺いしてきました。







グランデコの支配人と山田さんへお伺いしたのは冬。
いろいろなお話を聞けました。
会津木綿自体は400年の歴史があり、会津若松とその周辺の人たちの「普段着」であったこと。
今は、会津若松市内に2件の織元が残るだけになってしまいましたが、
昭和初期までは、猪苗代や喜多方などに十数件の織り元があり、もっと身近な存在であったこと。
会津木綿の特徴はなんといっても縦縞と丈夫さ。
縦縞は地区ごとに決まっていたようで、模様をみると住んでいるところがわかった、といいます。
今、山田織り元では機械織をしています。
その機械も、豊田自動車の前身「豊田織機」で、昭和初期の博覧会展示品。
動いていること自体が骨董価値であり、それで折っても一日2反がせいぜいとか。
「なにせ昔の機械なので、メンテナンスが大変です。でも、人が手間をかけながら織っているので
機械とはいえ、一本一本に愛着があります」と社長。
特徴である縦縞も
「今では、自分の地区の模様がどれか、なんてわかる人は少ないですね。
会津木綿を普段から着ている人はいなくなってしまったといっていいです。
代わりに小物雑貨や、洋服で仕立てる人が増えました。
柄も600種類近くありますから、選ぶのも楽しいでしょうね」という。


今回はグランデコ和食処で朝食タイムで使うことになりました。
朝食を食べに行ったら、地元ならではの会津木綿を敷き
ゆったりと朝食をいただく。
なんて贅沢なんでしょう!!!
実際に使っているところを見てみたくなりました(笑)
続きの素材の旅はまたこんど