

福島県の宿の地産地消に取り組む「素材広場」の編集長ブログです。 会員の生産者のことや宿の取組、福島ならではのいいものを紹介しています。 畑にいったり、宿にいったり、おもてなしについて考えたり。 福島を盛り上げるために日々走り回っています。
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岳温泉から程近くの大玉村で酵母牛を育てている國分農場。
その國分社長とお会いできました。
環境のことを考え、岳温泉と二本松の有機栽培生産者と一体になった循環サイクルに取り組む國分農場。
酵母牛はそのシステムの中でも重要な役割を果たします。
岳温泉からでた食物残さや近くの企業からの規定外食品などが國分農場に集まります。
それを地元の酒酵母菌を使って牛が食べる飼料に変えるのです。
さらに、餌にかかせない藁も地元のものを使うなど、安全なえさ作りをしています。
牛からの恵みは有機栽培の肥料に。
この肥料は野菜作りにいい、と一度使った農家さんの言葉です。
二本松の有機栽培農家がこの肥料で元気な野菜をつくり、その野菜を岳温泉の旅館が使う、
というまさに循環サイクルができています。

酵母牛は酵母発酵させた餌を食べていることからつけられた名前。
実は、子牛で来たときにはヨーグルトを飲んで育てています。
最初に口にする餌もとても大事なこと。
その後の肉質に大きく左右するそうです。
ですので、酵母牛の子牛たちは近くの牛乳屋さんからのヨーグルト。贅沢ですね。
國分農場には現在約800頭の牛がいるそうですが、どの牛もおとなしい。
理由を聞くと
「科学肥料を食べて育っている牛は無駄な鳴きが多いんです。
その点、うちでは化学肥料はほとんど使っていない。
だから大人しいんですよ」
確かに、食することで体は作られていますからね。
「あと、うちの牛は全部メスなんです。
余計に無駄なきしないんだと思いますよ。」
手を出せはたくさんの牛が興味津々と近寄ってきます。

「これからは食の安全が第一ですが、環境にも配慮しなくてはいけません。
人が食べても大丈夫なものを食べて育った牛です。
化学肥料で育った牛と違って、味は濃いし、牛くささがない。
生でも食べられるほどですよ」
実際に何度か食べたことがありますが、柔らかくてくさみはありません。
食の安全を気にする人には、まさに安心な牛肉としてお薦めです。
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