

福島の宿と生産者をつなぐ素材広場の編集長ブログです
会員の生産者のことや宿の取組、福島ならではのいいものを紹介しています。
畑にいったり、宿にいったり、おもてなしについて考えたり。
福島に来た方を福島らしくおもてなしするために、日々走り回っています!
カテゴリー:福島のマメ知識

極上の会津プロジェクトで商品造成のサポーター会を発足してから何回目かの会議でした。
今回は夏向け商品の意見出し。
会津といえば「漆」。
この漆を体験できるプランを考え中です。
漆の工程は木地師→塗師→蒔絵師 の分業が基本です。
会津ネクストを取りまとめるKくんから「木地師の作業場なら見れるけど、地味かも!?」
それに対し、芦ノ牧温泉の某旅館の専務から
「全国に漆産地はたくさんあるけど、木地は会津で80%以上を作っているらしい」
と驚きの事実が!!
見た目的に美しい塗りや蒔絵に目が行きがちでしたが
漆作業の大半は木地師のもとで行われる「木を乾かすこと」「木のゆがませて整えること」「丸型にする」こと。
特に会津漆の特徴である「丸椀」が大変な技術が必要で
全国の産地から木を持ちこまれて作っているというお話。
さらに、木地師は鍛冶屋でもあることが判明!
道具を自分で作るのだそうです。
すっかり木地師の話で盛り上がり、みんなで「へえ~~~!!」と感心しきり。
「実際見に行こう!」とまでなりました。
会津にはまだまだ技術が残っていますねえ。
職人さんが大好きな私としては全部みたいところです^^
木地師さんの作業場見学が実現しますように~~!
福島は会津をはじめ、中通りに鯉料理の文化があります。
先日、仕事で行った旅館さんで、久しぶりに美味しい
鯉料理をいただきました。
鯉は苦手・・と言う人も、ここの鯉なら食べられる!と言われるほど
味のいい逸品です。
ちゃんと泥抜きをして、鯉の特徴を活かすと美味しくなるそうです。

鯉のあらい。
鯉のお刺身ですね。
これが鯉?と思うほど臭みもなく、さっぱり。
色味がきれいなお刺身です。

鯉をダシにしたスープ。
これが美味しかったんです。
シャキシャキのままの玉ねぎが入っただけのシンプルなものですが、
上品なコクとほんの少しの塩気で、おかわりしたいくらいでした。
会津や中通りには郷土料理に「鯉の旨煮」があります。
今でも家庭で煮て食べている人がいるほど、よく食べられてきましたし、宴会の席のご馳走でした。
現在、福島は鯉の生産量日本一。
もっと、鯉を活かした料理を考えてもいいかもしれません。

お正月なので、会津のお正月料理をもうひとつ。
「豆かずのこ」。
これもその名のとおり、「青豆」と「かずのこ」が合わさったもの。
数の子は一口サイズにするところがポイントです。
醤油、お酒で味を整えたらできあがり。
会津ではかずのこが一匹で出ているのは見たことないですね・・全部、豆かずのこ。。。
「マメマメしく働く」と「子孫繁栄」の合作案でしょうか^^;
会津でかずのこを食べたい時は「豆かずのこ」を頼んでみてください。

「イカにんじん」はその名のとおり、イカと人参をあわせたもの。
会津の郷土料理で、松前漬けの元とも言われています。
作り方は簡単。
スルメを細く切って、お湯で少しやわやかくしておき、
細切りした人参とタレにつけるだけ。
タレは醤油にミリン、酒、砂糖を煮たものを冷ましたものです。
細切りといっても松前漬けより太く、荒っぽい切り方。
この太さが食べたときに歯ごたえがあっていいのですよ。
イカにんじんは会津のお正月にはかかせない1品。
あまりに簡単だからか、商品化もあまりされていないので作るしかありません。
ちょっと会津のお正月にかかせない料理を考えてみました。
こづゆ、イカにんじん、豆かずのこ、煮物・・・
う~ん、人参に乾物が多いですね^^;
ある素材を使って年を越してきたなごりですね。
今年も残りわずか。
来年が福島にとっていい年でありますように。

地産地消セミナーでも反応がよかった「会津産の塩漬けゼンマイ」。
このゼンマイ、セミナーの前日に作り手の方にお話を聞いて感動した逸品。
そもそもゼンマイは乾燥してあるものがほとんど。
塩漬けゼンマイは乾燥させるほどの量がないときなどにちょっと漬けた
地元のレア食品だったようです。
さらにゼンマイに詳しい方のお話によると
「会津の只見町は全国的に有名で、
昭和30年代、日本のゼンマイの値段は只見が決めていたそうですよ。
ゼンマイの収穫時期は1ヶ月山小屋にこもってゼンマイ採りをする集団がいたほどだそうです。」
ゼンマイ長者もいっぱいいたとか!すごい!!!
中国産に押されて採る人も減ってしまったそうですが
「只見のゼンマイ」は今でも健在。
その只見の天然ゼンマイがこのゼンマイなのです。
「ゼンマイはすごく高いですよね。
それには理由があるんです。
ゼンマイが生えているような場所は岩場なんですが、只見は湖で対岸に船で渡り
足場もないような崖を登っていくんです。
命がけですよ。
採ってきたゼンマイはのしろで天日干しして、何度も揉んで乾燥させる。
採るときも採ってからも手間がかかるんです。
だから乾燥ゼンマイは1キロ15000円以上になるんですよ」
それを聞いたら1キロ15000円でも安いかも。。。
今回預かった塩漬けは乾燥する手間がないので少しお安め。
でも、只見産のすごく立派な太さのゼンマイです。
料理人や参加者に驚いていただいてよかったです(笑)


蕎麦畑では葉が枯れて、蕎麦の実が目立つようになりました。
畑の蕎麦の実は、実の部分だけを採ります。
殻の中には白い中身が。
殻と中身の間には緑色の皮と白い皮があるんです。
どこまで実をきれいにするかでそば粉の色がかわるんですねえ。
11月に入ると新そばの季節です。
蕎麦処会津では、毎週土日、どこかで新そば祭りをしています。


バナナダイエットが流行って、スーパーの店頭ではバナナが品薄になっています。
でも、ある先生によると体質改善にはバナナだけでなく、果物が大事だそう。
果物はデザートとして食後に食べられますが、体にとっては食前がいいそうです。
ゆっくり消化させる果物が、次にいろいろなものを食べても胃の負担にならず
結果的には体の調子を整えることができるそうです。
そこで、お薦めなのが宿でのウェルカムフルーツ。
旅の楽しみの重要ポイントである食事の前に
果物王国福島の新鮮な果物を食べれば、体のためにはいいとのこと!
昔流行った宿のウェルカムフルーツは正解だったのです!
これから福島はウェルカムフルーツの県として旬を感じられるかもしれません^^

桧枝岐村のお宿さんへ、コンサル仕事をした帰り道
旧南郷村(現:南会津町)の国道沿いにある小さなお店に「南郷トマト」を発見!
大きな袋に入って「500円」 @@ 安い!!
あけてみると12個も入っていました~。
以前、南郷トマトを取材したときに教えてもらった一番美味しい食べ方は
「採ったばかりの青いトマトをまるかじり」
今回買ったトマトも収穫したばかりを教えてくれる青い色。
食べるとしっかりした歯ごたえに自然の甘さと酸味がバランスのいい美味しさ。
やっぱり採れたては美味しい~。
南郷トマトは青いうちに収穫して雪室に一晩保存してから出荷します。
雪室に寝かせることで熟成度がいいそうです。
スーパーに並ぶときにはちょうど赤くなっているそうです。
首都圏だけでなく、関西からも人気のある南郷トマト。
毎年たくさんの生産者が心を込めて作っているからこそ、
福島を代表するブランドトマトになったのだと思います。
買ったトマトは真っ赤になる前に食べてしまいたい。
せっかく新鮮なものをかってきたのだから。

「イワスゲ」ってご存知ですか?
私は初めて遭遇しました。
西会津のお菓子屋さんで撮影中のこと、
ご近所さんらしきおじ様が軽トラで登場。
「イワスゲいるか?」とお店の方に話しかけてきました。
イワスゲ?
「スゲだ」
スゲ???
なんだ?スゲって????
お店の方は「スゲ、いる!」と。
おじ様はお店の前に横付けしてた軽トラの荷台から
そのスゲらしきを取り上げ、ポンと渡しました。
すごく長い葉っぱ。
このスゲ、笹団子を結ぶ紐になる葉っぱなのです。
「イワスゲは断崖絶壁のところに生えているから、
採るのに命がけ。
今じゃ、生えていても採る人がほとんどいなくなってしまったのよ。」
とお菓子屋のおかみさん。
これは!すごーく貴重な葉っぱなんですね!!
会津の名物に笹団子がありますが、
その結び紐であるスゲが、大変な作業でとられていたなんて
初めて知りました!
西会津恐るべし。


今年もジュンサイの季節になりました!
裏磐梯の手積みジュンサイを買い付けに行ってきました。
「今年のジュンサイはすごーくいいよ」とおばあちゃんの言葉。
去年はあまりよくなったのですが、今年はつきもよく、「ヌラ」も多く、上等だそうです。
さっそく家にあがりこんでジュンサイをいただきました~
やっぱり美味しい!
手積みして、その日のうちに煮て、3日間水変えするジュンサイ。
「周りの人たちは、ジュンサイ採っても売るところが分からないからとらなくなっちゃってね、
いまではジュンサイ畑も荒れちゃってるの」
なんとももったいない話です。
とりあえず、今年も喉越し最高のジュンサイに会えたことを乾杯しつつ
初夏の味を満喫します

今年も高田梅の収穫&梅酒作りに行ってきました~。
小雨の降る中、高田梅の畑に行くと
「???」
「昨日までなってた大きな梅が盗まれてる!」
「え~~~~~!!!」
どうやら昨日の夕方確認した時にはもっとたくさんなっていたのに
入口に近い木の梅がごっそりなくなっているということ。
畑の道路じゃないところにタイヤの跡もありました。

そんなハプニングもありながら、高田梅の収穫開始。
全部盗られてしまったわけではなかったので
十分収穫しました。
長い脚立に上り、梅を採ったら降りる。
梅がなっている枝にあわせて脚立を少しずらし、また上って収穫。
1本の梅の木を全部採るには小一時間かかりました~

収穫した梅を「大」「中」「小」に選定中。

一番大きな梅と普通に近い梅を並べてみました。
大きな梅は直径4~5cmにもなるんです。
迫力の大きさです

梅をきれいにして、たくさんの梅の中から自分用の梅を選定。
梅酒にするのには形のいい、大きな梅を使います。
「ちょうど1.5キロにして」という指示で
梅を選んで計りました。
ちょうど1・5キロになると歓声が(笑)
こんな作業も楽しいものです。

今年の梅酒ができました~
あとは暗所に保管して熟成を待つだけ。
去年は3ヶ月で飲み始めてしまった私に
「半年は待ったほうがいいよ~~」の声が^^;
がんばります・・・

今年の参加者の方々です。
地元の梅酒先生は去年同様の面々。
今年も楽しかったです~
今年も会津美里町の農政課の方から高田梅の収穫&梅酒作り体験のお誘いがきました!
高田梅収穫・梅酒づくり体験
【時 期】 6月23日 午後1時30分~
【場 所】 会津美里町農業体験学習館
(福島県大沼郡会津美里町荻窪字上野187番地)
【定 員】 4名~10人以内
【費 用】
高田梅収穫体験 1時間~2時間程度 3,000円(高田梅買取料金 3kg)
梅酒作り体験 1時間程度 2,000円(瓶・リキュウール類・氷砂糖等)
合 計 5,000円
※ 梅酒用の瓶、リキュール、氷砂糖等を持参する場合は、高田梅代のみとします。
【内 容】 会津高田梅を収穫し、梅酒(約4ℓ)に加工して持ち帰る。
【旅行行程】 現地集合⇒高田梅の収穫⇒梅酒の漬け込み⇒解散
【そ の 他】 作業のできる服装でお越しください。
素材広場でも受付しますのでご連絡ください。
高田梅は日本で一番大きな梅です。
地元では梅酒にしたり梅漬けにします。
採っただけでなく、おばあちゃん直伝の梅酒作りはこの体験がお薦め!
私も参加します^^
↓↓昨年の収穫体験の写真です↓↓





素材広場情報誌の取材で「福島の日本一」を探していたらわかったことが
「福島の夏秋キュウリは収穫量が日本一」ということ。
平成18年度・農林水産省の統計では7月~9月夏秋キュウリの出荷量は31万4900t。
そのうち一番多いのが全体の14%を占める福島県です。
7月~9月の首都圏に並ぶキュウリは、2本に1本が福島のキュウリといえるそうです。
キュウリといえば、夏野菜の代表格。
日本全国どこでも作れているのに、福島が日本一ってすごい。
福島の環境の良さが野菜や果物栽培に適しているからでしょう。
キュウリは平安時代に中国から伝わったといわれます。
その頃は苦くてとても食べられなかったようです。
本格的な栽培が始まったのは17世紀からといわれ、現在は400種類以上もの品種があります。
福島県の中でもキュウリ作りが盛んなのは須賀川市。
雪がほとんど降らない環境なので、ハウス栽培で通年キュウリ作りをしている人もいるほど。
他にも会津や福島周辺、いわきなどでも盛んに作られています。
食べ方は生のままで味噌をつけて食べる、漬けるなど生野菜として食べられることが多いですよね。
でも、大きくなったキュウリをお味噌汁に入れたりするところもあるのです。
さらに噂ではキュウリにハチミツをかけるとメロン味になるといいます。
メロン好きの方は一度試してみてください。

今日は金寶酒造さんにお伺いしました。
金寶さんといえば、福島一の老舗酒蔵。
あと、3年で創業300年という歴史を持っています。
農家さんと一緒になった酒米つくりにもいち早く取り組みました。
そのきっかけを作った現在の社長さんが今でも美味しい酒つくりに取り組んでいます。




ちょうど仕込んだ酒が出来上がる時期です。
酵母の発酵する音は静かなお酒のささやきです。
美味しくなるために1分1秒を過ごしているのです。
酒母室や発酵室はひとつずつ香りが違います。
一通り案内していただいたところで、今年から実質的に指揮を執っている副杜氏に出会いました。
酒造りは杜氏の技にかかっているところが多いので、重要な人なのです。
今年のお酒も福島を代表する酒蔵では今日も真剣な酒つくりをしています。

今日は南相馬市の漬物やさんに行ってきました。
ここでいただいた「豆腐味噌」が美味しかったんです。
聞くと、福島県産大豆を使い、近くのお豆腐やさんに頼んで作ってもらう専用豆腐を
5ヶ月ほど味噌に漬け込むそう。
その味噌も、地元に根づく仙台味噌。
まさに福島の味。
あの野崎さんがダンチュで「福島のお土産にお薦め」とコメントしたことから
大人気になりました。
食べると味噌味というより塩味。
口の中でまったりととろけるクリーミーさ。
お酒のつまみにピッタリです。
21日の商談会でみなさんに食べてもらいたいと思います。

会津のお正月や冠婚葬祭にかかせない味といえば「こづゆ」。
貝柱の戻し汁をダシに使う、全国的にめずらしい味です。
こづゆの具は、貝柱・里芋・人参・きくらげ・椎茸・シラタキ・豆麩の7種類が基本。
縁起にちなんで7つや5つの奇数の具を使います。
少し前まで会津では御呼ばれの席ではお膳に手をつけず、自宅に持って帰っていました。
その宴会の席でお膳の代わりに食べられていたのが「こづゆ」。
こづゆは宴会では何度お替りしてもいいとされていて、家庭の味が披露されていました。
こづゆは会津で最高のおもてなし料理なんです。
■作り方は意外に簡単
貝柱を水で半日戻す(戻し汁は使うので捨てない)
干ししいたけを水で半日戻す(戻し汁は使うので捨てない)
きくらげを水で戻す
里芋を一口サイズにカットして、ゆがく。
人参は串切りにしておく。
シラタキは食べやすいサイズにカット。
豆麩(会津でだけ作られている丸いお麩)は水で戻す。
貝柱の戻し汁と干ししいたけの戻し汁を合わせて、具を煮る。
煮込んだら醤油で味を整える。
食べる前に豆麩をいれて出来上がり。
彩りに青みの葉ものを入れる場合もあるけど、基本はこの7品。
昔から続く、素朴な会津のおもてなし料理です。

会津のお正月にかかせない味のひとつが「イカニンジン」。
その名のとおり、イカと人参を使った切り合えです。
作り方は簡単。
人参を千切りにして、次はイカといっても「スルメ」をはさみでバチバチ切ります。
スルメは人参と同じ太さにするのがポイント。
そのあとは、調味料作り。
鍋にみりんと酒を入れ、アルコールを飛ばしてから醤油をあわせて完成。
その調味料にスルメとイカを半日漬ければイカニンジンの出来上がり。
会津では、イカと人参だけで作って、人参が固いままバリバリ食べるのが美味しいんです。
昆布をいれるとちょっと小洒落た食べ物になります。
イカニンジンは松前漬けの元祖とも言われていますが、会津では立派な普段食。
冬になるとスーパーでも売られるようになる「いつもの食べ物」です。
お正月にはかかせないイカニンジンを一度食べてみてくださいね。

会津のお正月にかかせない味のひとつが「イカニンジン」。
その名のとおり、イカと人参を使った切り合えです。
作り方は簡単。
人参を千切りにして、次はイカといっても「スルメ」をはさみでバチバチ切ります。
スルメは人参と同じ太さにするのがポイント。
そのあとは、調味料作り。
鍋にみりんと酒を入れ、アルコールを飛ばしてから醤油をあわせて完成。
その調味料にスルメとイカを半日漬ければイカニンジンの出来上がり。
会津では、イカと人参だけで作って、人参が固いままバリバリ食べるのが美味しいんです。
昆布をいれるとちょっと小洒落た食べ物になります。
イカニンジンは松前漬けの元祖とも言われていますが、会津では立派な普段食。
冬になるとスーパーでも売られるようになる「いつもの食べ物」です。
お正月にはかかせないイカニンジンを一度食べてみてくださいね。


以前から会った方がいいよ、と言われていた会津のこだわりジャム職人のやまひろファームさんに会いました。
ジャムかあ・・という思いを一瞬に覆してくださった、強い思いのこもったジャム。
ジャム、というより素材ソース。
「生産者がわかるもので、旬の時期にしか作りません。
だから、果物の美味しさそのままが感じられるように作っています。
加水は一切しませんし、砂糖も保存するのに最低限の保存のために使うだけ。
うちのジャムはパンにつけて食べてほしくないんです。
だって、今はすごくこだわったパンが多くて、そのパンとこのジャムだと
どちらも主張がつよくて合わないんです。」
仕入れも直接ご自身でするといいます。
今は3人のスタッフと一緒に作っているそうですが
「この厨房で作りから袋詰めまでするから、大量には作れません。
何よりたくさん作ると味や色が落ちてしまうからイヤなんです。」
10畳ほどの厨房での作業様子を思い思い浮かべると、手作りの良さが感じられます。
さらに、会津の素材にこだわり、生産者も限定。
「今、食用ほうずきを作っていて、ジャムにしているの」
「りんごもリンゴジャムだけでなく、品種ごとで味わってほしい。
リンゴごとの特長が違うんですから」
手に取るジャムひとつひとつに愛情がこもっていることがわかります。


ジャムのほかにも、会津伝統野菜と地元果物を使ったソースを作っています。
これが絶品だとか!
一本いただいたのですが、もったいなくてあけてません(笑)
味は食べたらご報告します。
他にも立川ごぼうのソースまであって、会津へのこだわりがすごいです。

たくさんあるジャムの中の一部。
旬の時期に作ったジャムが売り切れたら、次回は来年の旬まで作りません。
素材を大事にしたやまひろファームのジャム。
是非そのままスプーンに載せて食べてください。

ヴィライナワシロの山際料理長が
「都路村のハム工房が3年連続でDLGの金賞をとったよ。すごいね」
と言っていた工房に行ってきました。
店長のTさんとお話ができました。
「都路村は、みての通り山だけのところです。笑
郡山市からも一時間かかります。
豚たちが育っているのも、この都路。
あぶくま高原の澄んだ空気と上質な水がいい環境を作っています。
豚は高品質と定評のあるやまと豚です。
豚の管理には最新の注意が払われていて、私たち関係者でも簡単には入れません。
農場の人でさえ、まず、シャワーをして体を清め、専用の服に着替えてから豚舎に入れるのです。
帰りも同じく、シャワーをして着替えます。
このくらい徹底した安全管理をしないといけないのです。
豚はデリケートですから。」
今まで見てきた牛舎や鶏舎と違う徹底した管理が必要な豚舎。
簡単に見に行くことはできそうもありません。
都路で育った豚を運んできて加工しているのが、ここハム工房都路。
通常は冷凍で入ってくる豚肉が生でくるというのもここの特徴です。
鮮度がよければ、味がいいのはもちろん。
だからこそ、金賞がとれる味と自信があるのです。

DLG(ドイツ農業協会)食品競技会とは・・
1887年から開催している「ハム・ソーセージ品質競技会」で、世界で最も古い世界最大規模の品質競技会で、審査基準は厳選をきわめています。
原料、香辛料、添加物など、約200に及ぶチェック項目をクリアした後、さらに味・香り・品質を審査員が厳格に評価します。
この競技会で金賞をとることは世界のハム・ソーセージのマイスター(職人)たちの最高の名誉であり、目標とするコンテストなのです。
ハム工房都路として、ベーコン・ポークパストラミ・ポークソーセージ・荒びきウインナー・ロースハムが
2005年、2006年、2007年の3年連続金賞を受賞しました。


写真:ソーセージとベーコン。
食べてみるとわかりますが、豚肉の味がしっかりします。
ほのかな甘さと適度な塩気のバランスがいい。
「うちのベーコンは人の作業で肉に味をつけています。
それもじっくりと時間をかけて。
そのあとに燻製にするのですが、ここまでで3週間以上かかります。
大きな工場ではできない手間隙かけた、美味しさを追求した技法です。」
これは一度食べてほしい!
味の違いがわかりますから

最近よく聞く「地鶏」という言葉。
地鶏って聞くと美味しそうだけど、普通の鶏との違いってなんだろう??
(財)日本食鳥協会によると、国産銘柄鶏の定義については以下のように取り決められています。
1:国産で生産され、いろいろな名称を附して流通している鶏肉のうち、次にあげる地鶏及び銘柄(種鶏及び採卵鶏を除く)を総称して「国産銘柄鶏」という。
2:「国産銘柄鶏」は、鶏種、飼育、飼育方法、出荷日令等について通常のチキンと異なる方法により差別化を図り、我が国で飼育し、処理加工したもので、その内容によって次の「地鶏」及び「銘柄鶏」に分類する。
3:「地鶏」とは、在来種の純系によるもの、または在来種を素びなの生産の両方か片方に使ったもので、在来種由来の血液百分率50%以上のものを言う。
生産方法では、飼育期間が80日以上であり、28日令以降平飼いや1㎡あたり10羽以下の飼育が必要である(在来種とは地鶏肉の日本農林規格の別表による)
4:「銘柄鶏」とは、両親が地鶏に比べ増体に優れた肉専用種といわれるもので、できた素びなの羽色が褐色系で色どりといわれるものとブロイラーといわれる通常の若どり(チキン)の場合とがあり、いずれの場合も親の鶏種(赤どり:シェーバーレッドブロ、レッドコーニシュ、レッドプリマスロック、プレノアール等、ブロイラー:ホワイトコーニシュ、ホワイトロック等)とともに、通常の飼育方法(飼育内容、出荷日令等)と異なり工夫を加えた内容を明らかにした次の表示を食鳥処理場の出荷段階のパッケージ等に行ったものをいう。なお、小売段階においてもこれに準じて一定の表示を行う。
5:表示方法
1) 国産銘柄鶏の名称及び品名(もも肉、むね肉などの部位)
2) 原産地(飼養地)
3) 生産の方法(①鶏種 交配様式 ②出荷日令 ③飼料内容)
4) 内容量
5) 消費期限又は品質保持期限
6) 保存方法
7) 生産者の氏名又は名称及び住所
■在来鶏とは以下のものをいう
会津地鶏、伊勢地鶏、岩手地鶏、インギー鶏、烏骨鶏、鶉矮鶏、ウタイチャーン、エーコク、黄斑プリマスロック、沖縄髭地鶏、尾長鶏、河内奴鶏、雁鶏、岐阜地鶏、熊本種、久連子鶏、黒柏鶏、コーチン、声良鶏、薩摩鶏、佐渡髭地鶏、地頭鶏、芝鶏、軍鶏、小国鶏、矮鶏、東天紅鶏、とう鶏(とうまる)、土佐九斤、土佐地鶏、対馬地鶏、名古屋鶏、比内鶏、三河種、蓑曳矮鶏、蓑曳鶏、宮地鶏、ロードアイランドレッドの38種
つまりは在来種の血を50%以上引き、平飼いで育て、80日以上大事に育てたものが「地鶏」といえるのです。
ここ福島には「会津地鶏」と「川俣シャモ」がいます。
これは全国的には恵まれていること。
ヘルシーさから女性、体のことを気にする方々に注目されている鶏肉のなかで、地鶏といえる味が2つもあるのです。
それも2つとも全国の料理人に認められる味のよさ。
福島に来たら一度は味わってほしいですね。

福島には「福島牛」「会津牛」だけでなく、小さな農場で育てている和牛もいます。
その中のひとつ「磐梯和牛」の農場のお伺いしてきました。

きれいで明るい農場の中でのびのびと育っている黒毛和牛。
現在4人で飼育にあたっているそうで休みがないほどフル活動だそうです。
餌がいいと無駄なきしないと言われる牛ですが
ここの牛たちも大人しく、人なつこく近寄ってきます。
中には私に直進してくる牛もいて、私のほうが驚きました(笑)

この磐梯和牛で作ったビーフシチューができました!
試食させていただきましたが、大きなブロックがごろっと入っていてとろけるほどの柔らかさ。
「毎日できる量も決まっていますし、煮込んで冷ましてをして
完成するまで7日かかります」と店長。
時間だけでなく心がこもった味に感激です。

牛一頭一頭につけられる番号もきちんとわかります。
いつでも食べられる味ではありませんが
福島を代表する牛肉だと思います。

ほんの十数年前まで、会津のお膳にかかせないご馳走だった「鯉の旨煮」。
今では登場する機会も減ってしまいましたが、立派な会津の郷土料理です。

先日お会いした鯉を育てている生産者のところに行ってきました。
「茨城が鯉つくりを辞めてしまったので、福島は鯉の生産量日本一なんですよ」
へ~~知りませんでした!
「うちは卵を取ることからしています。
こっちの池には産卵近い母鯉がはいってるんです。
うちでは配合肥料の餌ではなく、手作りの餌をあげています。
同じく生まれた鯉でも食べ具合や、味の好みで育ち方が違うんですよ。」
鯉のイメージって泥臭いっていう人が多いですよね。
ここの鯉は驚くほど上品。
「餌が違うだけでなく、出荷する前に、餌を止めて身を締めています。
脂ののりが違うし、泥臭さが抜けますから。
鯉の洗いはよく聞きますが、うちの鯉は刺身でいけますよ」
知り合いの料理人が「上品な鯉の刺身を食べた」と言っていたのを思い出しました。
ここの鯉だったのですね。
福島を代表する特産品である「鯉」
誤解のあるイメージを払拭するためにも、地元の人たちがちゃんと認識することが大事ですね。

何件かの宿で見かけたことがある「塩屋崎の塩」を探しもとめていわき市まで行ってきました。
対応していただいた塩会社の人は驚くほど塩に詳しい!(当たり前なのでしょうが・・^^;)
塩って昔は国の専売でしたよねえ。
今は自由化されて、昔ながらの製法で作る人や産地にこだわって作ることも可能なんです。
こんなことも塩の会社の方に教えていただきました。
他にも全国で塩が付く地名の話やいわきの塩の長い歴史。
塩の作り方のパターン、成分のこと。
塩の形で味覚が変わって感じること。
う~ん、塩って奥が深い!
ここでは塩屋崎のお塩以外にも伊達の塩を作っています。

福島の塩ではありませんが、見せてもらったすごい塩。
ピラミッド型の塩で、バリ島の製法です。
バリの気温と湿度でじっくり作らないとできないというピラミッド型の塩。
技法を守るべくアメリカの会社がサポートしているそうです。
「この塩は食べる時に自分の手でつぶして、大粒にしたものをかけて食べるのがいいんです。
お豆腐なんか最高でしょうね。」
お豆腐を食べる時にお塩がいいとは聞きますが、
ピラミッドの形をした塩一粒を自分でつぶしてかける。
考えただけで美味しそう~。
残念ながらこのピラミッド塩の製法技法は日本の環境ではできないそうです。
料理人が素材にこだわりなら塩も大事です。
福島の美味しい塩で作った料理が食べたいですね。

某タブロイド誌の取材で道の駅たまかわ・こぶしの里にお伺いしました。
撮影の様子も一緒に写真を撮りました。


駅長の穂積さん。
こぶしの里の野菜を道の駅だけでなく、首都圏にアピールし
たまかわの野菜を作る人たちの思いを伝えています。
夏野菜を前にして撮影。


道の駅には地元生産者の野菜が集まっています。
茄子・ゆうがお・トマト・きゅうり・インゲンなどなど。
果物もスイカ・桃・ブルーベリーなど。


穂積さんお薦めがトマトジュース。
このトマトジュースただのトマトジュースではありません。
りんごストレートジュースのような透明感。
瓶の下のほうにはほのかに果肉がみえます。
「トマトは絞っただけなら赤くないんです。
遠心分離機のように絞り汁と果肉を分けて、余計なものは入れていません。
ちょっと飲んでみて」
トマトそのまま!
トマトジュースというよりトマトです。
トマト好きも、トマトジュース好きもびっくりのトマトジュース。
このジュースを飲んだ人の感想は
「すごい!トマトそのもの!」
「口の中が生のトマトの味が残る」
このトマトジュースは福島県産品コンクールで優勝したこともあります。
生産者もトマトジュース用に、7月の一番いい時期のトマトを収穫してこのジュースの品質維持にかけているそうです。
一年間で一番美味しい時期のトマトをジュースにする。
なんて贅沢なんでしょう。
トマトジュース好きには一度はなからず飲んでほしいですね。

トマトジュースを絞ったあとの実と皮はドライトマトになります。
こちらも道の駅たかまわで販売中。
無理に絞ったものではないので、残った実にも味がしっかり残っています。
が、
まずはトマトジュースがお薦めです!
日本一の大きさを誇る「高田梅」の梅酒つくりに参加しました。
呼びかけは会津美里町。
美里町は会津高田町と会津本郷町と新鶴村が合併してできた新しい町です。
その旧高田町といえば高田梅!
一個30gにもなる日本一大きな梅です。
地元の人はこの時期自家製梅酒作りを必ずするほど
「会津のあたりまえ」の梅酒作り。
でも、梅狩りからする人は農家さんだけ。
その収穫からできるというので喜んで参加です。

梅酒作りに参加したメンバーと梅酒つくりの先生たち。
スローライフ研究所の野口先生をはじめ、
素材広場からは湯のやど楽山の支配人とキノコハウスのキノコママが参加。
出来上がってからの満面の笑みの一枚です。



場所は美里町の「会津美里町農業体験学習館」。
朝茶をいただいたら、早速収穫です。
「ちゃんと働けよ~」とおじ様の声。
好きなのを選ぶのではなく、残っている梅全てを収穫するのです。
肩にかごをかけて、脚立も自分で運びながらの木々の移動。
まさに仕事!



高田梅は木になっているときにも目立つ大きさです。
枝からまっすぐ伸びる枝にもたくさんなります。
地元のおじさんはさすがに上手。
脚立で上って、木の中に入って枝に上りながら梅をもいでいる。
職人技だ~~!
「このくらい太さがあれば折れないよ」
そういわれて、ちょっと真似してみましたができませんでした。


収穫も終わりが近づくと慣れてきたこともあり
余裕ができます。
1時間ちょっとで敷地内になる梅をすべて獲り終わりました!

獲った梅の選定。
一番大きなLLサイズを梅酒作りに使います。
Lサイズ、Mサイズは梅漬けなんかに使うそうです。


水でよく洗って、タオルで水気を拭いて。
一個一個の「ヘタ」をとっていきます。
ヘタの周りの汚れも一緒にとるんです。

2リットルの瓶に
高田梅を8個
砂糖250gのところ
「今回は梅も多いから甘めに作りましょう」
と、先生の言葉で倍の500g。
リキュールは500ml。

完成!
これで半年ほど涼しい暗所におけば
美味しい高田梅の梅酒のできあがり!

こんな大きな梅が美味しい梅酒になるのを楽しみにしています